2021-04-21 第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
今、稲WCSというのは全国的に普及しておりますが、今後、自給飼料の確保という観点から、水稲地域です、水稲地域における飼料用作物の普及について考えがございましたら、簡潔にお答えいただければと。
今、稲WCSというのは全国的に普及しておりますが、今後、自給飼料の確保という観点から、水稲地域です、水稲地域における飼料用作物の普及について考えがございましたら、簡潔にお答えいただければと。
水田という我が国の生産資源、これを最大限に活用をして、輸入の割合が高い麦、大豆あるいは飼料用作物等の生産活動拡大を図るために、現在、水田活用の直接支払交付金ですとか、麦・大豆収益性・生産性向上プロジェクト等の支援を講じるところでありますが、これらの取組は食料自給率の向上あるいは食料安保の強化につながると考えております。
こうした中で、五万五千円の最低の助成を受けようとするばかりに、助成金目当てで、最低限の肥料とか労働力で収穫を上げたという形を見せて助成金を受け取るような生産者も確かにいることは事実なんですが、多くは真面目に、収量をしっかりと上げて飼料用作物の需要拡大につなげていこうと頑張っている農家さんがやはり大半だと思います。
先生からも被害状況を調べるようにという御要請がございましたので、昨日と本日にかかりまして、農林水産省の飼料課から、飼料用作物でツマジロクサヨトウの発生があった十七府県の畜産課に対して聞き取り調査をいたしました。したところ、被害の調査を行っている県が六県、被害の調査を行っていない県が十一県でございました。
先ほども御答弁いたしましたけれども、飼料用作物以外でツマジロクサヨトウの、スイートコーンとか、そういうので被害が出ている場合もございますので、我々といたしましては、この飼料用作物としてツマジロクサヨトウを、栽培している県、十七府県の畜産課に確認をしたということですけれども、先ほど御答弁申し上げたとおり、県段階ではまだ被害量を把握できていない状況ということでございます。
○宮路委員 熊本地震の際は、農場が地震の影響で水が張れないような状況になって、その上で代替作物への転換等も図られ、結果、飼料用作物あるいは大豆と水稲のブロックローテーションのようなことができるようになった結果、生産者の実質所得維持、あるいは向上した農家もあったというふうに聞いております。
これは補助金を入れますと小麦と大豆には及ばないんですが、非常に魅力のある飼料用作物であると言えます。 一方、農地集約は必至。また、湿気に弱い作物でありますので貯蔵の問題がありますが、転作作物を食べることで、国産でありますから、牛、豚にもブランドの付加価値がつくと感じられます。 このシェアを拡大すべく、農水省の取り組み、例えば貯蔵庫の補助、直接支払いなどの施策について、可能性をお伺いします。
平成三十年以降の水田政策について、今後も変わらず、飼料用作物、麦等の転作作物、そして主食米など、水田をフル活用していくことに変わりはないか、補助金等予算については単年度でありますので額については質問はしませんが、補助金を出すことにも変わりはないのか、お伺いします。
具体的には、二十八年度におきましては、草地整備の推進、飼料用作物の優良品種の導入等による草地改良、あるいはコントラクター等の飼料生産組織の育成、確保と機能の高度化等々の支援策を講じているところでございまして、これらの政策を総合的に展開することによりまして国産飼料の生産、利用の拡大に努めてまいりたいと考えております。
それで、この飼料用米と飼料用作物の価格差を補填するということでございますけれども、これ大体何年ぐらい続けていくんですか。かなりの金額になりゃせぬかなと思いますが。
また、中間生産物、いわゆる餌に使われる飼料用作物等についてはこれを含まないとしているところでございまして、この点はどうか御理解をいただきたいと思います。 ただ、飼料作物の生産振興を図ることは、食料自給率の向上を図っていく観点から大事な課題でありまして、特に水田活用直接支払制度においては、戦略作物助成として、反三万五千円で支援をいたします。
トウモロコシ等の飼料用作物については、家畜の餌として摂取される、いわゆる中間生産物であります。国民に対して直接熱量を供給するわけではないことから、対象農産物には含めないこととしているわけであります。 ただ、もとより、御指摘のとおり、トウモロコシを含めた飼料作物の生産振興を図ることは、食料自給率の向上を図る観点から、重要な課題であります。
○山田太郎君 今の指摘の中で、結局また公共事業にばらまきという形でお金が渡る構造なんではないか、あるいは、飼料用作物といってもやはりトウモロコシ等に比べて米がまだ高いということになればその差額を埋め続けるという矛盾も抱える中で、本当にこれが有効に機能するかというのはもう少し練らないと難しいのではないかなというような感想、感覚を持っております。
今は、もちろん人が食べるものあるいは飼料用作物というようなこともありますけれども、先ほど山田委員の御指摘にもありましたように、バイオエタノールのための、エネルギー供給のための作付けということもこれから本格化すれば日本の農業のありようも相当変わってくるんではないかというふうに思うわけでございます。
こうした基本的な考えの下にこのルール作りが行われ、そして今般、この食料・農業植物遺伝資源条約、これは食料安全保障上の重要性等に基づいて選定される特定の植物遺伝資源、これは食物ですとか飼料用作物ですが、こうしたものを対象として取得及び利用に関して多数国間の制度を設立する等の特定のルールを定めるというものであります。
ここに参加したメキシコでは、伝統的な主食の白トウモロコシ生産が壊滅的打撃を受け、飼料用作物を中心に、黄トウモロコシ、遺伝子組み換えトウモロコシがアメリカのADM社など穀物メジャーの手で大量に輸入されています。さらに、その黄トウモロコシが、バイオエタノール向け生産に走る中で、今度は投機マネーが動いて価格高騰が生じてきた。
すべて大事で、大豆も小麦も、あるいは飼料用作物、すべて大変重要な作物ではないかと思いますが、それぞれ大変自給率が下がっているということは大変大きな問題だと思います。
ただ、自給率の向上、いろいろな施策の組み合わせが必要なんですけれども、例えばサプライサイドでいいますと、麦とか大豆とか飼料用作物をどう供給するかということが一番大事なんだろうと思います。 実は、生産調整というのは、いわゆる米の需給調整であると同時に、ほかの作物をどうやって皆さんにつくっていただくかということが最大の課題だろうと思うんですね。
そこの中にいわゆる飼料用作物もあるわけです。特に、稲発酵粗飼料と言われているホールクロップサイレージがあるわけですね。これは連作障害もないし、非常にいい。
○山内委員 今、海外の話が出たんですけれども、飼料用作物をつくるときに、堆肥を利用して土づくり、畑づくりをしているわけですね。その際に考えなければいけないのが、飼料については外国からたくさん入ってくる、しかし、今問題となっているBSEにしても口蹄疫にしても、海外から入ってきた飼料が原因ではないかと強く疑われてもいるわけです。
そういう意味からいきますと、耕作放棄地などが最近かなりふえてきておりますが、こういうものなどを活用して、いわば飼料用作物を自給するための手だてをしようということは当然のことでございまして、現在、牛の放牧や、あるいは飼料生産については、他の農作物に比べて基盤整備や管理に要する手間やコストが高いものですから、今までその点についてかなりおくれてきているところでございますが、これからはいわばこういう耕作放棄地
ところが、飼料用作物の生産については補助金が減ったということも聞いておりますし、それからもう一つ、皆さんも飼料用作物を見られたことがあると思いますけれども、畑でくるくると丸く巻いていきますよね、ああいう機械も必要で、さっきからお話が出ているんですけれども、機械化という意味でのコストも結構かかるということなんです。
しかし、例えばあの台風常襲地帯の耕地において果たして飼料用作物としてのトウモロコシの栽培が気象条件の中で可能なのかどうか。同時に、その収穫をされましたトウモロコシというものが飼料用作物として採取されます限り、必ずしもそれほど大きな農家への収入を保証はいたさないと思います。
特に、自給率の低い作物なりを生産するというのは、これはやっぱり生産サイドで重要な要素であるというふうに思いますので、今、農林水産省においても、大豆、麦あるいは飼料用作物、こういう低いものの生産振興に鋭意努力をさせていただいているわけでございまして、さらに、やはり農地を確保しなくちゃなりませんから、耕作放棄地の解消等々をやっているわけでありますが、しかしやはりベースは私は人だというふうに思います。